AI教育推進機構について

AI教育推進機構とは

AI教育推進機構は、AI-ready-Society時代を見据え、あまねく人々に良質なAI教育を提供することを目的とした団体です。

目的

当法人は、AI-ready-Society時代を見据え、国民全体に対して良質なAI教育を提供することを目的とします。具体的な取り組みは、AIを基盤とした教育や学習のイノベーションを推進し、高品質な教育・学習リソースの共有と活用を促進をはかり、さらに、AI教育における質の保証スキームを構築します。これらのAI教育の普及によって全国民がAIの提供する知的な能力を活用し、社会的・経済的活動ができる社会の実現に貢献します。

AI教育推進機構 設立趣旨書

当法人は、AI-ready-Society時代に相応しいAI教育及びAIをベースにした教育・学習イノベーションとその普及のために、既存の教育機関の枠を超えて良質な教育・学習リソースの開発・共有・活用を図るとともに、その質保証スキームを構築し、AIと響創できる人材育成を推進します。

近年、機械学習、生成形A Iなどの進化はめざましいものがあります。人間の知性を越える能力も獲得しつつあり、社会的にも産業的にも大きなゲームチェンジャーになると予想されています。特に、教育分野においても、生成形AIサービスがもたらす影響は従来の教育・学習観・方法論を一変させる可能性があるとされています。AIの専門家でない老若男女も日常的に使っている自然言語を通じて汎用的な世界知識にアクセスし、対話的に深い学びが提供できるという、従来の教育では最も苦手な個別最適化された教育・学習機会を提供できることが明確になりました。

このようなAIの恩恵を全ての人が享受できる時代にあってAIと協力して活動をするスキルや知識が21世紀のリテラシーとなる展望がより鮮明になってきました。このようにAIの進化は教育や・学習のあり方についても大きな曲がり角に状況に直面してきています。しかるに、現時点でも従来の情報教育などが十分に機能していないという現状を見るにあたり大きな危機意識を共有しています。さらに大きなインパクトが予見されるAIリテラシー教育及びAIを活用した教育の社会的な普及を図ることは、全国民的な課題であると考えられます。

こうした問題意識を踏まえて、既存の組織の枠を超えて、良質なAI教育プログラムを開発・共有・活用していく現場教育実践者・ステークホルダーが連携協力できる活動母体として本法人を設立します。さらに、「AI for ALL」時代のAI及びAI教育の社会的な必要性の啓蒙活動、さまざまな機関で活用できる共有財としての良質なA Iプログラム、教材、A Iを活用した教育・学習サービスの開発流通を支援、さらにA I教育に携わる教育スタッフ人材の育成とその質保証などの社会的スキームの開発を通じて、真に「AIと響創」できる人材育成の推進と支援を行います。

設立メンバーは、各々、大学、専門学校、企業・社会の現場で、情報・データサイエンス・AI教育を実際に関わり、それぞれ先進的な教育プログラムを開発・運用した実績を持った方々です。こうした実績のある方々が、全国民的な課題となったAIと響創できる人材育成・教育のための良質な教育プログラム・コンテンツ・サービスなどの開発を協力して進め、公共・共有財として成果を広く社会で利活用支援を進めたいと考えています。さらに真の意味で社会的ニーズに答えるとともに共通の学習・教育の社会的な質保証の仕組みも整えて行く活動を行います。そのために既存の組織の壁を越えて共有財としてのAI教育プログラム・リソースの開発とその活用を図る協力者が協働して活動し、共有財として社会的普及を支援する母体の必要性からNPO法人設立をはかることにしました。設立趣旨に共感いただい約35名の有志で令和5年10月21日に設立メンバー交流会を開催しました。約50名ほどのこの活動に理解と協力をいただける方々が情報共有やコミュニケーションの場を提供するSNSグループを立ち上げ、定期的にAI教育の最新動向情報を提供する活動を通じてAI教育実践者のコミュニティの醸成を既に進めて来ています。

AI教育推進機構のミッション・ビジョン・バリュー

役員

組織概要

名 称特定非営利活動法人AI教育推進機構
設 立2024年3月
所在地東京都八王子市
事業内容・AI教育の社会的普及・啓蒙事業
・AI教育に関わる教育資源開発・活用事業
・AI教育に携わる人材育成・質保証事業
・その他目的を達成するために必要となる事業

貸借対照表