2026年度第6回AI教育推進ミートアップ「うちの学校には面倒見の良いAIの先輩がいるんだよね~「AI先輩」による学修支援の可能性と導入事例~」
AI教育推進機構では、2026年度第6回AI教育推進ミートアップ「うちの学校には面倒見の良いAIの先輩がいるんだよね~「AI先輩」による学修支援の可能性と導入事例~」を開催いたします。
武蔵野大学の通信教育での学修支援を目的に開発した「AI先輩」システムの設計コンセプト・開発・導入実践の結果を紹介します。
本システムは、生成AIを用いて学生からの質問に対話形式で回答するチャットベースのシステムであるが、教員の代行ではなく、同一科目を過去に受講した「先輩」のペルソナを想定して対話を行います。
学修者への利点として、通信教育特有の学修孤立感の低減と質問への障壁の解消を図り、科目内容の深い理解を促進することを狙いとします。
教育機関側の利点としては、システムに授業の科目情報や教科書データを参照させ、外部情報に優先して回答させることで、授業構成からの逸脱の抑制を図ります。正答性を求められる「教員」ではなく「先輩」というペルソナを設定したことで、生成AI特有のハルシネーションに対する受講者の許容度を高め、教育現場における混乱を防ぐ効果も期待されます。
ミートアップでは実際の開発を担当した開発企業によるAIを活用した開発の技術的なポイントの紹介、実際に2,000名規模の学生に展開して蓄積された対話データの分析結果を示し、それらを踏まえた今後の可能性について議論します。
開催概要
開催日時:2026年12月9日(水)18:00~19:30
開催形式:オンライン(zoom)
※zoomの参加URLは、お申込みメールアドレス宛に前日までにご連絡いたします。
※記録のため録画させていただきますことをご了承ください。
参加費:無料
定 員:90名
登 壇:佐藤 賢治郎(LINEヤフー株式会社)
車谷 拓海(株式会社Major Industries)
林 浩一(AI教育推進機構副代表理事、武蔵野大学教授)
司 会:上林 憲行(AI教育推進機構代表理事)
参加対象者
・教員(大学、専門学校、通信教育)
・教育機関関係者 等
キーワード:生成AI、チャットシステム、ハルシネーション、通信教育、事例紹介
登壇者プロフィール

佐藤 賢治郎(さとう けんじろう)
LINEヤフー株式会社
LINEヤフー株式会社 事業管理CBU ユニットリード。武蔵野大学非常勤講師、Plus M Consulting代表。大学卒業後、ソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後ウルシステムズ(現・ULSコンサルティング)で大規模システム開発プロジェクトの計画策定・推進、リクルートで全社の経営管理基盤を刷新するDXプログラムをリードした。
現在はLINEヤフーでグループ横断の経営管理業務を担う。グロービス経営大学院経営学修士課程(MBA)修了。PMI日本支部に所属し、プロジェクトマネジメント人材育成の研究・発信に携わる。
武蔵野大学ではAI副専攻の講義を担当するとともに、学生向けパーソナルAIサポートサービス「AI先輩」の大学側プロジェクトマネジメントを実施している。

車谷 拓海(くるまたに たくみ)
株式会社Major Industries取締役
高校在学中に会社を設立し、以来、機械学習を活用したソリューションとソフトウェア開発に携わる。
現在はMajor Industriesにて、企業や教育機関向けのAI・システム開発とDXコンサルティングを手がける。自社独自のAI駆動開発フレームワークと自社開発の要件定義AI「Nightshift」を用いたAI駆動開発を推進。武蔵野大学の学修支援チャットボット「AI先輩」では、開発側のプロジェクト責任者を務めた。

林 浩一(はやし こういち)
AI教育推進機構副代表理事、武蔵野大学教授、スマートインテリジェンスセンター(MUSIC)長
1986年、大阪大学大学院修士課程修了後、富士ゼロックス(現・富士フイルムビジネスイノベーション)に入社し、システム技術研究所で研究開発に従事。その後、外資系XMLデータベースベンダー、ウルシステムズ(現・ULSコンサルティング)を経て、ITコンサルティングや発注者主導のシステム開発支援に携わる。
2004年に大阪大学大学院で博士(工学)を取得。産業技術総合研究所との合弁でピースミール・テクノロジーを創業し、初代社長に就任。SEやプログラマーのコンサルタント育成にも注力した。
2020年より武蔵野大学教授。MUSIC長として全学横断型のAI副専攻を運営し、AIを実社会の課題解決に活用できる人材育成に取り組む。著書に『IT現場で使える!ロジカルシンキング』(日経BP)ほか。
